僕の死に方 エンディングダイアリー500日


僕の死に方 エンディングダイアリー500日


2012年10月2日に肺カルチノイドで死去した流通ジャーナリストの金子哲雄氏が最後に執筆した本です。

病気が分かってから亡くなるまでの闘病の様子を綴った内容になってます。亡くなられたあとの奥様によるあとがきもあり、心境などが綴られています。

この本が出版されることを知り、すぐにAmazonで注文したのですが発売日を過ぎても発送が遅れて届かず。近くの本屋にあったので買いたかったが我慢。(^^;

通常、数日にかけて本を読むのですが、この本は一気に読みきってしまいました。途中で止められなかったんですよね。

本の前半は「流通ジャーナリストの作り方」になっており、子供の頃に流通ジャーナリストになる切っ掛けがあり、若い時から目標に向かって計画的に行動されていることが分かりました。

テレビへ出演するまでの過程が書かれており、ようやく夢を叶えこれからという時に病気がわかり闘病生活が始まる。しかし仕事は今まで以上にこなしていた事を知り、驚かされました。

自分が死んだ後のことまで段取りをし、周りの人に出来るだけ迷惑を掛けないようにと死の直前まで動いておられた。最後は涙なしには読めない内容でした。

この本は是非とも読んで欲しい1冊です。

最後に金子哲雄氏のご冥福をお祈りいたします。